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Nekketsu Kouha Kunio-kun (熱血硬派くにおくん)

Nekketsu Kouha Kunio-kun Cover Art or Title Screen
Platform Family Computer
Developer Technos Japan
Publisher Technos Japan
Released Apr 17 1987
Genre Fighting Action (Beat 'em Up)

© 1987 Technos Japan Corp.

昭和末期の忘れ形見にして格闘系横スクロール ACT の礎!

注 … 本頁テキストは当時の原稿ほぼままです。時流ねたなどは軽くお流しください。

さらわれた同級生のひろしを救うために、熱血高校生のくにおがパンチ、キックを駆使して立ち向かうスクロールアクションゲーム。ステージ数は四つ、2P 交互プレイも可能。

それは昔… 今で言う "ヤンキー" が "ツッパリ" と呼ばれていた昭和の時代。やれチーマーだギャングだと不良少年たちの姿が多様化する以前は、長ランやボンタンなどの変形学生服にリーゼント + 鬼剃りのヘアスタイルというのが、いわゆる定番の不良像。漫画 "ビー・バップ・ハイスクール" の世界。ついでに同漫画の映像化作品は多いが、今回の場合はくれぐれも当時の仲村トオル + 清水宏次郎バージョンで夜露死苦。

そんなツッパリムーヴメントを見事に描いたこのゲームは、まず 1986 年にアーケードに登場。
三つのボタンを、左攻撃/ジャンプ/右攻撃と割り振った独特の操作体系や、主人公のくにお (この名前の由来はテクノスジャパン代表者の瀧邦夫氏) たちの迫力ある音声合成をはじめとするサウンド、そして純粋にアクションゲームとしての完成度も高かったことから、当時ゲームセンターにたむろしていたツッパリ連中はもちろん、純粋なゲームファンにとっても充分に魅力的なゲームだった。

そして FC への移植。基本的には同内容だが、単車でのチェイスシーンやステージ内分岐要素の追加など、細かな変更点もある。
四つあるステージは順に、新宿駅構内 > 暴走族の集まる波止場 > 歓楽街 > ヤクザの事務所となっていて、特定数のザコを倒して先に進めばボスとのタイマン勝負になる。スクロールアクションとは言っても実際にいちどに表示されるマップ自体は狭く、たとえば駅構内のステージなら、ホーム > 電車内 > ステージボスの待つホーム… と小分けがなされている。
操作に関しても、アーケード版の 3 ボタンから FC の 2 ボタン仕様になったため、左右攻撃 + 同時押しでジャンプキックという具合に変更されたが、方向キー連続入力でのダッシュや敵をつかんでの膝蹴り > 背負い投げへの連携、倒れた敵へのマウントは健在。高いアクション性が堪能できた。

Nekketsu Kouha Kunio-kun Screen
敵を投げ落とすリングアウト的概念もあった

Nekketsu Kouha Kunio-kun Screen
元祖 "闘う女子高生" みすず嬢

その後のくにおくんは "ツッパリ" が消えゆく時代を映すように、二頭身スタイルになったりしながらもシリーズを重ねるが、同社の "ダブルドラゴン" や、カプコンの "ファイナルファイト" などといった、その後の名作横スクロールアクションゲームたちの基盤となった初代の存在感は大きい。

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