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Just Cause

Just Cause
Platform Win2k/XP/Vista
ESRB Rating
Developer Avalanche Studios
Publisher Eidos Interactive
Released Sep 27 2006
Tags Third-Person, Action
Multiplayer N/A

© 2006 Eidos.

Overview

南国 San Esperito に革命を起こせ

CIA の特殊工作員 Rico Rodoriguez (リコ・ロドリゲス) として、架空の島国の軍事独裁政権打倒を目指すアクションゲーム。
開発元スウェーデン Avalanche Studios (2003 年設立) のデビュー作。
PC/Xbox/X360/PS2 マルチプラットフォーム。

カリブ海に浮かぶ San Esperito (サン・エスペリート) は、大小の島々から成るおよそ 1025 km² 四方の国土を擁する国。クーデターの末この国の大統領となった Salvador Mendoza (サルバドール・メンドーサ) は、彼の右腕とも言える特殊部隊 Black Hand と大量殺戮兵器を携え、一大独裁政権を築く。
Mendoza の圧政にあえぐ国民の一部はゲリラ組織を結成し政府と対立していたが、やがて組織のリーダー Jose Caramicas (ホセ・カラミカス) は逮捕される。彼の妹 Esperanza はアメリカ政府へ San Experito への軍事介入を要請。米政府は Rico をはじめとする CIA エージェントを派遣し、陰からゲリラの革命を支援する。

この物語を背景に、さらに Montano (モンターノ … Mendoza 政府子飼いの麻薬組織) と Rioja (リオハ … Montano と対立する麻薬組織) という San Esperito 国内二大カルテルの対立も描かれる。
Rico の所属する CIA の仲間としては、彼の上役にあたり現地で作戦の指揮を執る Tom Sheldon (トム・シェルダン) と、女性エージェント Maria Kane (マリア・カーン) が登場する。
San Esperito における Rico の任務は、要人の救出や暗殺に敵組織主要施設の破壊など、メインミッションとして 21 の作戦があり、また本編クリアには必須ではないが、国内各所の集落や都市・軍事設備の支配権を、ゲリラや Rioja の兵士たちと共に独裁政府もしくは Montano Cartel の手から奪回する "解放ミッション" をはじめとする 300 以上に及ぶサイドミッションも用意されている。
メイン/サイドミッションクリアの暁には、国内随所に存在するアジト (ガレージや補給施設、セーブポイントがある) の供給や各組織内での昇格 (ランクに応じて支給物資の質が上がる) といった特典もある。

陸空海に広がる広大な国土を行く手段としては、各種車両にヘリや飛行機、ボートなどが用意されており、また Rico 自身もスカイダイブやパラシュート降下術に水泳、そしてグラップリングフックを利用して乗り物に飛び移るといった各種技術を持っている。
武器は初期装備の二挺拳銃にはじまり、マシンガンや各種ライフルにショットガンといった銃器と、手榴弾と C4 爆弾 (時限式とリモコン起動式の二種) にロケットランチャーといった爆発物。さらに攻撃ヘリや戦闘機、装甲車などには強力な機銃やミサイルが装備されている。

cheezball's Review

Just Cause のタイトル、元は米軍のパナマ侵攻 (1989 年 12 月) 作戦名だとか。さらに大元は "大義名分" なる熟語だそうで。
加えて CIA の名称も部分的に拝借しながら、架空の国家や乗り物、兵器類を加えたデザインには、なんとなくちぐはぐな印象も。
主人公 Rico さんの持つ脅威のダメージ耐性とか、ムービーシーンで見れるややデフォルメのきいた人物描写等も加えて考えると、ヒーローコミック的な物を目指して作られたのだろうと思う。

マルチプラットフォーム四機種のうち、Xbox 360 版が最も中心的な位置づけで開発されたようだけれど、ともあれ PC 版でも充分美麗さは確認できる。
ポストエフェクトは Video Settings から適用非適用を設定可能。個人的趣向からプレイ中はほとんどエフェクト非適用だったけれど、適用の場合も動作に大きな影響はないように感じた。

Post Effects of Just Cause (PC)
Click image to view full-size picture (1600 x 0600 pixels, 1.2 MB, PNG)

ゲームおよび各メインミッション開始時や、Extraction (エージェントヘリを呼んでのアジトへの移動) 以外のフリーローミング時には地区間のデータロードも発生せず、広大で美しい空間を満喫できるのは嬉しい。
雲をはるかに見下ろす高さまで航空機を駆ってそのまま空へ飛び出し、スカイダイビングやパラセイリングを楽しんだり、ひたすらベースジャンプのポイントを探してみたり、時には他人の車の助手席に身を預けて自分は風景を眺めたり…といった散策ができる楽しみは本作特有のものだろう。

しかしこの空間描写を除いた部分に感覚を向けると、いくらか気になる部分も出てくる。
ます戦闘場面では、相当被弾しても平気な Rico の度を越したランボー具合、何も無かった空間から無尽蔵に沸いて出る兵士達、融通が利かないオートターゲット機能、敵味方の判別もまともにできない仲間兵士の砲撃やひき逃げといった部分が目立って辛い。
アクションで言えば空だ泳ぎだと万能そうなわりにしゃがみも匍匐もできず、車両に乗れば過剰に敏感なステアリング (かなりきっちりブレーキングしないとすぐオーバーステア状態に陥る) に悩まされ、結局早いゲームクリアを目指して「適当な攻撃ヘリをジャックしての移動と制圧」を繰り返す作業に終始してしまう。
さらにのんびり風景を楽しむ際には、地域の支配権を味方のものにしておくことが理想であるけれど、そうすると今度は Rico に付きまとう形でパトロールする味方ヘリの騒音と砲撃や、そこら中で勝手に小競り合いを始める各組織の兵士たちがおそろしく鬱陶しかったりする。
この具合だったらいっそ物騒なシナリオを削り、せいぜい武器はピストル程度で、あとは乗り物や AI、それから地域ごとの特色付けなんかを強化した観光/遊覧ゲームにしてくれたほうがよかったかもしれない。
高度計やスピードメーターなんかも欲しかった。

Notes

Not Written Yet.

System Requirements

Processor Pentium 4 1.4 GHz or Athlon Equivalent (P4 2.8 GHz or Athlon Equivalnt)
RAM 512 MB (1 GB)
Disk Space 7.4 GB
CD/DVD-ROM Drive Speed 4x DVD-ROM
Video 100% DirectX 9.0c Compatible 64 MB (256 MB) 3D Accelerated card with TnL - GeForce 4 Ti 4200/Radeon 9 Series (Nvidia GeForce 7 Series/Ati X-1800)
Switchable Full-Screen Display in Multi-Display Environment Unknown or Not Supported
Sound DirectX 9.0c Compatible
DirectX 9.0c
Network ----
Copy Protection / Activation DVD-ROM Required for Boot
SecuROM: 1.0

* Red Values are Recommended.

Screenshots

Screenshot of Just Cause

主人公の Rico とふたりの仲間

Screenshot of Just Cause

本編開幕後は早速スカイダイブ

Screenshot of Just Cause

銃座等には自動ロックオンの機能も

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集落の支配権を巡っての旗取り

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道なき山野を歩く

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水中スクーターも登場

Screenshot of Just Cause

携行型ロケットランチャー

Screenshot of Just Cause

軍事基地襲撃。敵の装甲車両を奪う

Screenshot of Just Cause

パラ降下

Screenshot of Just Cause

スタントポジション。乗るか飛ぶか

Screenshot of Just Cause

CIA 支給品のジャイロコプター

Screenshot of Just Cause

PDA から見る San Esperito 全地域

Just Cause on GeForce 7950 GT

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