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Grand Theft Auto 2 (GTA 2)

Grand Theft Auto 2 Cover Art or Title Screen
Platform Win95/98/ME
Developer DMA Designs (Rockstar North)
Publisher Rockstar Games
Released Sep 30 1999
Genre 2D Action, Top-view, Vehicle, Criminal

© 1999 Take 2 Interactive Software.

バイオレンスの向こうに見えた大きな可能性

"Grand Theft Auto" (グランド・セフト・オート … 以下 GTA) シリーズ三本目 (初代と本作の間には GTA: London の存在がある) のタイトル。本作のゲーム内容についてはこちらを参照。

私がこのシリーズを知ったのは 1998 年、シスコンエンタテイメントから発売された初代 GTA の国内 PlayStation 版だった。トップビューの画面でラジコン的にクルマを操作する…というだけのゲームならばそれはもう古くからあったが、GTA の世界は常にヒトやクルマが行き交い、信号機もあれば警察官もいるという街中で、プレイヤーが操作できるのもクルマ以前の人間レベルから。また攻撃を中心とした多くのアクションも楽しめる…とくれば、アクションゲーム好きとしては飛びつかない道はない。
シナリオ的にはギャングや犯罪といった闇の世界を描いた "お使いゲーム" であるけれども、その根幹の部分には大きな自由と明るい創造性が輝いていた。ただ欲を言えば他の人間を殴り倒すだけじゃなく、このシステムの上で、いわゆる "ふつう" の暮らしが楽しめても良かったのでは…とも思えないこともない。ブラックな方向性を持つというだけで、ゲームそれ自体の可能性が限定されてしまうことも少なからずあるだろう。実際初代 GTA の国内 PS 版発売にあたっては、流血や台詞の言い回しといった表現を巡っての発売延期もあった。しかし、その過程を経てリリースされたゲームを見た限りは、シスコンさんの努力が充分に感じられる良い移植作品であったと私は思う。
このあたりの確認の意味もあって PC 版のオリジナルやロンドン編も後に購入。PS 版では削られた通信対戦も体験して、アクションゲームとしての土壌の確かさを再確認したが、そこから伸びない何かも同時に感じていた。

そんなこんなでこれらのソフトを手放す事こそなかったものの、99 年に PC で発売された GTA の新作に手を出すことに関して私はやや億劫であった。結局購入に至ったのは前記紹介ページにも書いた、今はなきツクダシナジーの廉価版ラインナップにその姿を見つけてから。
描画エンジンの刷新による街並みの 3D 化 (人や車はプリレンダリングされたスプライトがベース) と、その頂点カラーを利用したライティング。そして新車種や武器の追加に、七つに分かれ対立するギャング達との駆け引き…これら新要素を盛り込んでの GTA 2 は、革新的とは言わないまでも、無難な進化を見せている。私的にはオープニングの実写ムービーと、カーラジオのキレまくり日本語 DJ "テリヤキちゃん" を推してみたい。

さらにその後の GTA 3 においては、システムの完全 3D 化という思い切った試みがなされたが、結局これが前作までを上回る話題性とヒットを呼ぶことになる。この 3D 化でゲームの空間をより身近に感じられるようになったこと、開発 + 販売体制がより手軽な PS2 中心になったことがその理由になるだろう。
3 では NY 風の都市 Liberty City (リバティシティ) がその舞台で、以降も 3D 系のシリーズ続編は東海岸風の Vice City (バイスシティ)、米東部風の San Andreas (サンアンドレアス) …と続いてゆくことになるが、これらの都市はすべて初代 GTA に登場したものがベースとなっている。こうした意味で初代の存在感は今なお大きいが、いずれこの GTA 2 も 3D になったりするのだろうか。

コンシューマ優勢の風潮からか、最近では同じ GTA でも PC 版は遅れて移植発売される…なんて傾向にあるのは悲しいが、MP3 や Mod の追加、そしてマルチプレイが楽しめる (初代から GTA 2 まではデフォルトでサポート、III 系統のタイトルでは第三者によるプログラムが Web 上で公開されている) という PC 版の強みはまだ大きい。初心を忘れず、そしてまた更なる可能性を求めて発展を続けて欲しいシリーズ。

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