606024365

重い腰あげて、髪を立てて、マーチン履いての舞鶴は長浜公園まで。いくらか遅く出たので、着いたのはちょうど前座も終わっての COBRA 開演前。
天神からの歩きの時点ですでに腰が悲鳴を上げており、かつツアータイトルにもなっている最新盤も未聴 (amazon.co.jp からの逆輸入盤を配送待ち) だったため、騒ぐにも騒げず終始壁にもたれてぼんやりと。開幕はそんな新盤からの 45 Revolution! (Punk Innocent だったかも) で。
それから古い曲の Wonderful Place。何故いまさら… と思ったら、件の最新盤収録だったことを後に知った。この曲と Youth Hammer あたりには個人的にも深い思い入れがある。あとはポニーキャニオン時代のメドレーで 14 Fine やトゥーリアなど、最近のセルフカバーやベスト盤にない曲も聴けたのが嬉しかった。
"まじめにやってりゃええことあるよ、生き抜こ" と、ここにいる腰の砕けたオンボロアーミーよりはまだまだ元気なヨースコーさん 45 歳。締めは最近の様子から察するに絶対反対あたりかと思ったら、嬉しくも期待を裏切っての Oi Tonight で、やっぱりの No No No No フューチャー。
閉演後は物販ブースもろくに覗かず、這うようにタクシーに乗り込んで帰宅。正直に言えば期待していたほどではなかったけれど、いくらかの元気は頂いた。腰も本当にどうにかしなくちゃな。

20101204

これまで Web サイト制作のオプションやその他のご依頼などで、直接面識のない方の似顔絵等をよく描いてきたのだけれど、中には数枚の資料写真ごとに顔つきが違って見えたりする人もいて、やっぱり難しい。
また描き上げた後の評判についても、いくらかを間接的には耳にできるものの、やっぱりどこかに不安は残る。観察と想像と強調と。まだまだ修行が足りない。

20101027

still waiting for you, pink rose.

20100928

酔芙蓉
Hibiscus mutabilis versicolor

酒好きの父にちなんで母が庭に植えている一日花。
朝には白く開いた花が、その後日光や気温の影響を受けながら、酔客のごとく紅色に染まってゆく。この画だと、やや雲のある暖かい日の 14 時ごろ。

現在も入院、闘病中の父。酒はまず飲めない体になってしまったけれど、まだまだ多くの花を咲かせて欲しいと願っての一筆。

20100920

残暑お見舞い申し上げ候。

昨月あたりからいくらか心をやられ気味にて、ひっそり病院通いなぞしております。
そんな折、昨秋結婚をした例の旧友からひさびさに連絡があったのだけれど、うつ状態の底にあったため先月はパス。若干落ち着けたこの盆休みに会ったりしていました。互いの家を行き来しての現状報告など。あちらの家、意外にもわが妹夫婦の新居の近所らしいことが判明。
向こうは近く第一子誕生予定で、彼には家長としての責任や忙しさも増している様子。自由に遊びまわった青春の日はもう遠い。
特に何をやったわけではないけれど、念願のスタジオ入りもひさびさにしてみたりして、改めて今後ともよろしく、と。

自分だけでも充分なあれこれの病気、家族では母が膝を悪くし、父はがんで先月末に食道等摘出の手術を受けた。術後の現在も入退院を繰り返し、けっして快調とは言えない状態。
はやいうちになんとかの親孝行をしなくてはと思う。そんな盆。

20100816

• あらゆる自動車が猫に、道は校舎に
• 壁にファスナーがついていないのですぐに閉じてきてしまう
• 青い夜中に 256 段のらせん階段を五分間で下る実験
• 日本にも中国にも都会もあれば田舎もある
• お金持ちはぼこぼこのリムジンで、さらなるお金持ちはジェットパックで

20100729

多く部屋の物を捨てた。
どこか遠くへいきたい。

20100715

今年… いや、腰をやった昨年末あたりから本当にいろいろの調子が悪く、言うなれば自分や家族の健康、仕事にお金… と、いろんなものの疲れがまとめてやって来ているような感じ。いわゆる厄年にはまだ早いのに。
そんなわけでもろもろの浄化や整理を試みている最近、こちらも少しづつの発掘と整理をすすめている大昔のらくがき帳の中からの絵などを。

ここには極力つまらないことは書きたくないと思っていて、それで最近は自然と更新の間隔も開き気味になってしまっているのだけれど、特にこのひと月ふた月ほどの悩みの上位にいる Web 関連のことについては、ちょっと書き置いておこうと思った。

もう五年ほど、ある方のもとにて続けている制作の仕事についても、大きな行き詰まりを感じている。自身の組んだ (おもに見た目の) デザインを具現化するため、と言うにはすでにその範囲を大きく越えている各種コーディングやシステム構築と、そんなこんなの全般をこなしても額はまともに上がらず、時には払いの期日すら怪しくなる報酬。それぞれの仕事は完結せぬまま、保持・管理すべきデータばかりが無限に膨らみ続ける毎日の中、こちらの作業手順は考慮されることもなく、新旧ない交ぜに繰り出される仕事の波。尻馬と模倣と後出しじゃんけん。消え失せるモチベーション。実は先日、不意に切れかけたりしてしまったのだけれど、この先をもたせる自信もちょっとない。

そんな具合に溜まった疲れを感じている最中、さらに個人的な頼まれごともちょこちょこ重なったりし、弱りながらもなんとか作業を進めていたところ、今度はここ (infoseek isweb ベーシック) でのトラブルが発生。
今月七日の午前中、運営側によるサーバメンテナンスとやらが行なわれたのだけれど、それが明けた途端、私がこのサーバ上に設置しているページ群の挙動がいっせいにおかしくなっていた。ちょうどデータファイルの更新を行なった Son House サイトも含めて。
内容を言えば、自作の PHP で処理を行なっているテンプレートやデータファイルの読み込み部分がことごとく躓き、そのためページの表示ができない様子だった。この時期の前後こちらでは問題の出たページ自体に関する更新はいっさい行なっていないため、件のメンテナンスにおいてサーバ側に何らかの設定 (allow_url_fopen あたりと推測) 変更があり、それによる問題の発生であることは間違いない。
ここでは利用者による phpinfo 関数での情報の確認や、php.ini による環境設定といった管理機能はほとんど無効化されていて、さらにメンテナンス実施に併せての内容説明もなかったため、やむなくわかりにくい案内ページ群を辿った先のフォームからサポートへ問い合わせる。infoseek と、現在その母体である楽天のサイト周辺には電話番号の影すら出さず、意見や苦情はフォームのみから受付というのはつくづくいい根性だと思う。

• "電話も通じぬIT企業" - Google Search
• 【楽天株式会社】地図：楽天タワー - 楽天関連で電話番号記載があるのはおそらくこのページのみ

ともあれ infoseek サポートとのやりとり。的を射ないテンプレート切り貼りな回答メール (おそらく窓口のひとの知識は浅い) や、数日単位の問い合わせ放置等を経て、あげく向こうから引き出せた声は「セキュリティのためメンテナンス内容の告知はしない。またそれに際して動作しなくなったコードが出たとしても、いっさいの関与およびサポートはしない」というもの。向こうは好きにサーバの設定を弄るが、こちらはその内容について知らされることはなく、不具合が出ればその都度手探りでコードの修正をしなくてはならないらしい。
もうかなり長くここのホスティングサービスを使っているけれど、今回はじめて直面できた上記サポートスタッフの対応および無茶を感じる規約には、さらに将来的な運営を考える際の不安要素が充分にあることを痛感。くせも少なく、もう少し自由のきく場所を探すべきか。とりあえず今週末は件のアップデートに絡んで正常動作しなくなっていた部分の余計な修正作業に時間を費やすことに。

こうして簡単に並べ書いた業務や個人での制作運営にまつわるあれこれと、それから今月のはじめ、本文下に URL を貼っておいた、今後どんどん薄れそうなインターネットにおける自由の問題。
思うに技術や環境があまりにも広く行き渡った今、ちょっと調子に乗りすぎるひとだとか、無闇に金勘定ばかりなひとも多くやってきて、結局それは監視や利権の介入を余儀なくして、現実と変わらぬどころか利便性を逆手に取られるような事態までをも招こうとしているのだろう。
某掲示板サイト設立者の過去の発言のひとつに "面白い人が面白いことをやっていると、やがてつまらない人たちがやってきてつまらないことをはじめる" 旨のものがあって、その言葉には深くうなづいた覚えがある。またインターネット上の情報が希釈され続けている様子は、検索エンジンの結果画面などでも強く実感できる。
いまや食い尽くされつつあるインターネットの次の場所を見つけていなくてはならない時なのかな… と、最近よく思う。

20100619

なんだか嫌な雲行きだなあ。

May 29 2010

インターネットを政府の規制下に置く放送法改正が衆院を通過 (videonews.com)
http://www.videonews.com/news-commentary/0001_3/001447.php

May 30 2010

「ネット全履歴もとに広告」総務省容認 課題は流出対策 (asahi.com)
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201005290356.html

20100601

慣れぬ風の画なれど近しい人の依頼にて。
よき年となりますよう。

20100114

遅れましたが謹賀新年。

昨年末に壊した腰、ちょっと根が深いもののようでいろいろと難儀しております。
暮れ正月もまともに出歩けず、帰省の中またも時間を作ってくれた稲永君とやっと少し話せた程度。家族と仕事、それからヒゲも増え、いっそう逞しくなっておられた。
身内では妹の人が近く結婚だとかで忙しそうにしているけれど、かように惨めな状態なので旦那になる彼とはまだ顔を合わせておりません。

そんなこんなで手元にある描き上げたい絵の山にもなかなか手がつかず、あれこれについて、いくらか考えてみている年始です。

20100108